不登校についてインスタで今まで書いてきたことを、少しずつブログにも残していくことにしました。
せっかくのブログなので、インスタ投稿のプラスαを書いていければと思っています!
今回はインスタで書いた「勉強をしてないことに子供たちは心を痛めてる」について書きました。
↓↓インスタ投稿はこちらです
不登校になると勉強しないことって多々あると思います。
親ははっきり言って焦ります。
学校に行かない、家で勉強しない・・・この子の未来はどうなるんだ?不安に苛まれ、どうにか勉強をさせようと頭をひねって、試すも撃沈(^_^;)
私、勉強させようとタブレット学習をさせてみたり、これをやってからじゃないとゲームはダメ!
なんて、今思うとあまり良くない対応とってました。
でも順番があるんですよね。
その順番っていうのは、心が安定してからでないと勉強できないということ。
詳しくはこちら ↓↓
娘の言葉ではっとした
ある日、娘が私に
「勉強しなきゃだと思うのに、どうしてもできない。」
と言ってきました。
私はその時にはっとしたんですよね。
娘は言葉にしなかっただけで、私と同じで「勉強をしない不安」「未来への不安」があるんだ!と。
それと同時に
私は娘に私の不安を押し付けて、更に不安にさせていたのだと
反省しました・・・。
娘にはその後、こんな話をしました。
例えばだけど
たまに一緒に料理することがあるでしょ?
それって勉強しているのと同じなんだよ。
料理は家庭科の勉強だし、パソコンで検索して何を作るかを決めるのだってパソコンの使い方の勉強。
1人前のレシピを3人前にするのだって算数の勉強だし、それをまとめるためにノートに書けば国語の勉強。
実は気が付いていないだけで、何かをする時は何かの勉強になっていたりするんだよ。
娘は
「料理することでも勉強なの?本当に?」
と何度も私に確認をし、少し考えてからホッとした顔をして、そのあと嬉しそうな顔になったのが印象的でした。
大人も子供も同じ不安を感じてる
何にでも「勉強」に結びつけることが、「善し」としないこともあると思います。
むしろ言う事が負担になるかもしれない、とさえ思っていた部分もありました。
うちの子の場合は言ってあげることが正解でしたが、逆になる場合もあると思っています。
ただどんな子でも同じことが言えるとすれば、
子供が不登校になって今自分自身(親)が不安に思っていることは、同じように子どもたちも不安に思っていることなんだ
ということです。
このことって、結構忘れがちだったり、気が付けていなかったりする部分なのではと思います。
日頃は、ゴロゴロしていたりYouTubeを見ていたり、ゲームしていたり、漫画を読んでいたり、テレビを見ていたり・・・
怠けているようにしか見えなくて、その姿から親ばかり不安になっているような気持になって💦
だから焦ったり、イライラしたり。
実は自分(親)の不安な気持ちから、子供は敏感に受け取って更に勉強に対して不安になってしまっているかもしれないなと、時間が経ってから気が付きました。
小学校へ行きだしてから、「宿題しなさい」「勉強しなさい」、そんな言葉を全くかけずにいることは少ないかなと思います。
だからこそ、子供だって勉強の重要性を知っているし、親がそれを求めていることも知っています。
「わかっているのにそれができない」と思うことが、どれだけ辛いことなのか・・・
当時の私はそこまでの考えに至るまで時間がかかりました。
だからダラダラして見えても、心の中では色んな葛藤があるのだという事を「知っている」ということが大事なんじゃないかなと思います。
余談
もう少しで娘は小6になります。不登校歴も4年になろうとしています。
確かに学校の勉強のレベル感でいけば、「遅れている」が当てはまると思います。でも作れる料理のレパートリーは増えました。他にもできることはたくさん増えました。
そして自分で同じ趣味の子達と繋がれるコミュニテーを探して、友達も作り、そこでまた新たなことに興味を持って動いています。
「自分で動く」「自分で決断する」そんなこともできるようになりました。
学校へ行くのが「オールマイティーな子を育てる」なのだとすると、家で学ぶことは「好きなこと、興味があることを突出させる子を育てる」なのかな・・・なんて考えたりしています。
イメージはこんな感じ↓↓↓
それはそれで良いんじゃない?と思えるようになってくるまでに時間は要しましたが、今はそんな風に感じています。
先日「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」という番組を見てふと思いました。
好きな分野は覚えているけど、習ったことの多くは忘れている・・・
だからと言って、大人になって困っていないし、必要も感じていない・・・
オールマイティーで過ごしてきた私も、結局は好きなことしか覚えていなくて、先ほどのチャートの「家で学ぶ」に結果的にはなってるじゃないか!なんて思ってしまいました(^_^;)
それなら、平均を目指すのが難しい子に頑張ってそこを目指す意味って実はないのかもしれない・・・と思うわけです。
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