子供の不登校が長くなればなるほど、本当にこのままで良いのか?
勉強をしていない不安を気にしないようにしていても、やっぱり気になるということはあると思います。
そんな時に勉強に関わりそうな話を子供がしだしたら・・・・
つい前のめりになって話してしまい、子供が嫌そうな顔をしたり機嫌が悪くなったり、明らかに態度が悪くなることってありますよね💦
ああ、やってしまったと思うわけですが・・・
そんな経験の中から少しずつ対応方法を模索して、今どのように接しているのかについて書いてみようと思います。
まずは傾聴!
先日の娘がこんなことを話し始めました。
「最近、漢字を書く練習をたまにしているんだ」と。
ここで私は前のめりにならず「そうなんだ~」とだけ言いました。
娘の話では、お友達と絵を描く時にその絵の中で文字を書いて会話をするそうで、その時に漢字を使いたいから勉強していると話してくれました。
ここでぐっと前に出ずにとにかく傾聴をしていきます。
その中で娘がこんな話をしてきました。
「お友達が、漫画とかゲームのキャラの漢字の名前を見たら読めるんだよね。私はすぐには読めない。」と。
ここでようやく私は話に首を突っ込むことにしました。
困っていることに手を差し伸べる
娘が、困っていることや疑問に思っていることがあった時、その理由や解決方法について話をすると興味を持って話を聞いてくれることにここ最近気が付きました。
そのためこのように言葉を返しました。
「もしかしたら音読みと訓読みを意識したら名前が読めるようになるんじゃないかな?」と。
すると娘は
「音読みと訓読みって何?」
と聞いてきました。
そこで
「漢字の読み方って、1つじゃないものが多いでしょ?」
「意味がわかる読み方、例えば花だったら”はな”と”か”と読むでしょ?」
「読んで意味が分かる方が訓読みで、読んで意味がわからないほうが音読みだよ。昔日本に漢字が入ってきたときに、もともとの日本語に当てはめたほうが訓読みだから、それだけで意味が分かるんだよ」
すると娘は
「じゃあ訓読みは?」
と聞いてきてきたので、詳しく話をしてあげました。
そして音読みと訓読みの話をした後に、文章の中で熟語とか娘ちゃんが読める漢字は沢山あると思うんだけど、あれは大体音読みなんだよ。
同じように名前も「音読み」になることが多い傾向にあることも伝えました。
だから今度漢字を読むときに、この字は音読みだとこう読むんだということを意識していくと良いよと言う話や、漢字の右側の字が同じだと読み方も同じになるものも多くあるという法則性の話などもしました。
娘の場合は熟語のようにくっ付いていると読めても、その字がバラバラになると読めなくなっているようだったので、このように伝えてみました。
すると、「そっか、ちょっと今度から意識してみる!」と娘は納得のようでした。
このように、自分にとって「解決したい」と思うタイミングが「学び」のタイミングなんだと思います。
学びは子供に委ねる
子供が不登校になり「勉強」をするのはなかなか難しいです。
本人には聞いたことはありませんが、
学校のことを思い出したり
できなかったことなどの嫌な記憶を呼び起こしたり
劣等感だったり
きっと色々な感情があって「勉強」ができない状態なのだと思います。
学校から連想される勉強以外にも勉強はあり、家でする勉強は「勉強」という言葉よりは「学び」という言葉がぴったりだなと私は思っています。
家で学び、それを子供に委ねる
学校での勉強しかしてこなかった私には、ちょっと勇気はいりますが、どんな子も「学ぶ」ことは好きだと思います。
子供にとって必要と感じたその時、親が少し「お手伝い」することでググっと学びの幅が広がるのではないでしょうか。
いや~教えたくてもわかんないことだらけだよ!
というときは、一緒に調べてみよう!で一緒に調べるのも良いと思いますよ♪
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