HSCの娘が不登校になったとき、家での過ごし方はどうしたのか?

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HSCの娘が不登校になったばかりの家での過ごし方について書いてみたいと思います。

不登校になったばかりは、とにかく子供の心を休めることが大事です。それは不登校になった時点では心の充電すらできない状態になっているからです。

なので、何かやっても良いと少しでも思えるようになった時それは充電できる状態になったんだと思って良いのかなと思います。とは言え、充電できる状態になったということは、まだ0%から数%になっただけで、できることはあるけど無理すればすぐ0%に逆戻りしてしまいます。

今回は心の充電が始まった頃、ただ何もしない頃から少し何かしようかなと思い始めたころの話をしたいと思います。この対応をしたことで、娘は目に見えて元気になっていきました。

HSCの娘が不登校になった時に、我が家での過ごし方はどうしたのか?というところをまとめました。また、その中で大事だと感じたこともまとめましたので最後まで読んでもらえると嬉しいです♪

目次

家での過ごし方~夜の時間を有効に

当時私は仕事をしていました。

そのため、行き渋りの頃は娘を家に置いて仕事に行く日々でした。(息子も不登校の為、2人でお留守番をしていました。)

その後娘が不登校になり、会社にお願いして全てをテレワークへと切り替えました。日中、家にいるとは言え仕事をしているので娘の相手をすることはできません。

娘は近くで絵を描いたり、ゲームをしたり、YouTubeを見たり、私とたまに話をしたり・・・そのように過ごしていました。

仕事が終わると、夕飯づくりをしたいのに娘がべったりとしてくることが多く、娘の気持ちがわかっていながらもなかなか家事が進まないことにイライラする日が多くなってしまいました。

私の時間が全て娘に持っていかれ、やらないといけないことができない、自分の時間ができない、とにかく時間が全て娘のために使われていく感覚に陥ってしまったのです。

そんなイライラ状態でうまくいくはずもなく・・・これはまずい、どうにかしなければ!と思ったわけです。

そう思ってから考えたのは、何となく過ごしていた娘との時間を濃厚にしてみよう!でした。

夜の時間に何をする?

娘の時間を濃厚にする・・・我が家の場合どうしたかというと、夜ご飯を食べた後1時間毎日、娘と私と夫、たまに息子とでボードゲームをすることにしたんです。

たまにどうしても難しい時もありましたが、それでもすぐ終わるボードゲームを1回だけでもするように習慣づけました。

ボードゲームは、娘が選んだものをすることが多かったです。

ただ、娘は癇癪を起こすことがありました。前日にがっつり勝っても、今日負けが続けば「私ばかり負けている」と娘が泣き出すのです。

不登校になり始めの頃は、不安が強く情緒不安定な部分があったから余計に酷かったのだと今は思いますが、これを続けて良いのだろうか・・・と思うこともありました。

でも娘はこのボードゲームの時間を癇癪は起こしてもとても楽しみにしていたようです。

癇癪をおこすようになってから、こちらも対策をとることにしました。それは毎日の勝敗を娘にノートへ書いてもらい「見える化」するという方法です。

癇癪を起こしそうになった時に、過去の情報を見せて、本当にずっと負けているのかを確認してもらうわけです。もちろんそれでも癇癪を起こすこともありましたが、少しずつですが納得できる日も増えていきました。

過去にこの対処方法をインスタにまとめていますので、気になる方はインスタも見てくださいね。

HSCの娘の変化

1ヵ月くらいしてからでしょうか、娘が変化していることにふと気が付きました。それは私にべったりしなくなり、娘が自分の時間を作るようになったことです。

その理由はこのように考えています。

  • 濃厚な時間を作ったことで、心が満たされた。
  • 決まった時間に遊べることで、後で遊べるという安心感ができた。

今まで私は、忙しいからと心のかなでは嫌だな~と思いながら義務的に対応していた所があったように思います。それは子供にも伝わっていたのかもしれません。

そんな対応では心は満たされることはなく、結局更にべったりと離れられないという悪循環になっていたように思います。

毎日決まった時間にボードゲームをするのは、初めは私にとっては大変でした。子供がべったりしていて家事ができないのに夜時間を作らないといけないわけですから。。。

そこで私は辛くならない程度に、家事の手抜きをしました。お母さんの心の安定ができないと、子供も心の安定もできないですよね(*^-^*)


娘の心の変化、オンラインの習い事を始めたことでも大きく変わった部分がありました。そちらの記事もおすすめです。

子供の心が安定するために大事なこと

HSCの娘が不登校になってから少し経ってやって良かったことをまとめてみました。娘が不登校になったのは小学校1年生の終わりごろ、このボードゲームの時間を作ってやり始めたのは小学校2年生になってからです。

我が家はボードゲームをする時間を作りましたが、ボードゲームでなくても良いと思っています。

大事なのは、「子供と遊ぶ時間(向き合う時間)をあえて確保する」ことかなと思います。

私もそうでしたが、ずっと一緒に子供といるとどこか惰性でそれはそれで子供を不安にさせてしまっていたのかなと思うのです。この時間は何があっても子供との時間だと決めると、自分自身もこの時間だけはと思えますし、子供は親が自分のことをちゃんと見てくれているという安心感にもつながっていくのだと思います。

初めは大変ですが、時間がないからこそ30分でも1時間でも時間を作り、一緒に楽しむことが大事だと思います。急がば回れ・・・結果的に近道になるのではないかなと思います。

我が家ではこのようにして、子どもとの時間をあえて確保することで、子供の心が満たされていき子供自身が自分の時間を作れるようになり、そして私の時間も確保できるようになりましたよ♪

参考になると嬉しいです。

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